副露判断03
昨日見つけた副露問題。
たま子軍団内でこの9sを鳴くべきかどうかで紛争が起きていてこのままでは第二回たま子軍団杯を開催できるか怪しいです
— ぽんでらいおん (@Heppokoponde) November 6, 2019
手がつけられないので天鳳民の皆さん助けてください pic.twitter.com/IPlTBFWB8O
鳳南なら知らないけど、鳳東ならこんな9sは1億%鳴きだ。白バックに加えて789三色の保険もあるとか鳴くやろさすがに。ちなみに三色なくても鳴く。
鳳南は1戦しか打ったことないし鳳南で鳴いた方がいいのかどうかは分からない。分からないので鳳東と同じように鳴く。
鳳南民にはこれをスルーする人もそこそこいるらしく、やはり戦場の違いは大きいのだなと思う。
鳳東入りしてみてまず感じたのはリーチや仕掛けの速さで、特上より明らかに鳴きが早いし豆ダマもしてこない。今ではこの速度感に結構慣れてきたわけだが当初はスピードを合わせるのに必死だった。特上時代と比べて打点とスピードのバランスを1段階ほどスピードの方に寄せていかなければいけないと感じ、その修正は当時の私にはかなり違和感のあるものだった。
そのころはzeRoさんをはじめとする鳳南強豪の人たちやシミュレーションをもとにした本によって、タンピン系の手から鳴いて聴牌を取るのは局収支でかなり劣ると言われ始めていた時期だったのも理由のひとつだったと思う。今にして思えばそういう言葉は主に鳳南民に対して言われていたもので、鳳東民にはほぼ関係がない話だ。2000点和了は神。
そんなこんなで副露判断シリーズやっていきます。
01
上下ともに遠く、さっさと3着で終わりたい局面。さすがにすぐあがれそうだしでポン。
手を短くすると対面からのリーチに手詰まったりするおそれもあるが、配牌降りしても5巡目ダマ12000に刺さることもあるし、要するにどの小さなリスクを受け入れるかの話。さっさとあがってしまうことも立派な守備だし鳴く。上と差をつけられなければたまに連対できるしね。
ちなみに3pが6pに代わった3シャンテンとかなら鳴かないと思う。平場はそれでも鳴く。
02
面前でも仕上がりそうだが打点の上がる赤5p(34pで)とドラそばで急所の7sは鳴く。この点棒状況の2900は決定打に近い。安易に鳴き無しを押さないのは大事。
03
若干迷うけどまあ普通にチー打發。対面はまだいいけど両脇にあがられるとそこそこラスるし全力出していっていい。スルーとそんなに差があるとも思わないが。
發が安牌じゃないしチー打7pはビビりすぎ。安牌でもチー打發でいい。
04
チーと微差だと思うけどここはスルーとした。すでにそこそこリードしており親以外があがるなら割と歓迎だし2副露入れてしまうとドラも相当出づらくなる。トイトイ変化も消える。
3枚目の9mは鳴きだと思ったけどこれ東3か。東2だと勘違いしてた。かなり連対が堅い位置ではあるしスルーしたほうが良さそう。そもそも9sポンが怪しいという説はあるけど親の6pポンの前だったしさすがにいいか。
05
鳴いちゃったけどさすがにスルー。2p西のみ鳴く。平場なら8m鳴きだけどこの点棒状況なら下の3人が殴り合ってるのを眺めておけば自動トップがもらえそう。
06
まあメンゼンでも大した手になる気がしないので鳴き。5m引いてもどうせ鳴くし。
07
こんなのを副露判断で一括りにしていいのか疑問だが一応。
カン。リーチ者のどちらかにツモられたら大体アウトなので当分押す局面。それならここでカンしておいて、和了時の自分の打点を上げるとともにリーチ者の打点も上げておくことで横移動時に3着終了できる確率を上げる。万が一オリたくなったら67m打てばいい。
08
チー。かなりチー。スピードに寄せるってのはこういうこと。どうせこんな手うまく面前で仕上がっても3900とか2600止まりだったりすることも多いわけで、それなら上家や対面の和了による紛れをなくしてオーラスで坊主めくりしたらいい。オーラス下と3000点差以内なら御の字。
別に大きなリードがあるわけじゃないし、鳳東やるまでこういう鳴きはかなり違和感あったけど今は理解できる。このとき形の良さに引きずられてスルーしたのはかなりぬるかったと思う。
09
鳴きに決まってる。まだ東2だし直後に東が出たらポンしてOK。
このときなぜかスルーしたのは反省…。32000くらいあるとビビる癖がついていてよくない。